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現場の改善はチームワークから生まれる

「チームワーク」



ラグビーの伝統ある関東対抗戦では長らく早稲田・明治・慶應の3大学の独壇場でしたが、これに対抗してリーグ戦で勝ち残る道が開けました。そこに登場したのが日体大の小柄ラグビー部員としてレギュラーの席を獲得した春口廣氏でした。その後、彼は小さな部でありましたが関東学院ラグビー部監督に迎えられました。春口監督は前向きで部員の良いところを上手に引き出し、愛情を持って育て、目標意識を徹底しました。そして、レギュラー選手だけでなく総勢100名全員のチームワークで試合に勝つというのが春口監督の姿勢です。優勝戦の前日、冬の大雪には選手以外が総出で雪かきをして試合ができるようにしたのです。その結果、関東学院大学は優勝の栄冠を手にしました。3強の関東大学戦の中で、彗星のごとくに出現した春口監督のチームは1997年に明治を破ってより通算6度の優勝を決めました。チームワークはチームワークすることによって、そのチームに生み出され、根付くのです。
チームワークはチームワークすることによって、そのチームに生み出され、根付くのです。

 1.働く人がレーバー化しているのをワーク化する
 人のあらゆる活動の仕方は、観察すると外から見た形は同じでも、二種類の活動に分けられます。
  1. レーバー:奴隷的・機械的活動。やらされている気持ちが強い。
  2. ワーク :人間的・創造的活動。自ら目標を立てて実行できる。

 2.「ワーク」とは
 下図の縦の実線で示すように、その活動をしたいという目標を自ら立て、それを達成するために、自ら計画・実行し、その結果をみて、足らないところがあれば、さらにやり直してがんばるという活動の仕方です。
このような活動をすると、人間は生命の充実感を感じ、人間的活力、すなわち 苦難に耐える能力、創造的で進取的な態度、倫理的責任感などが高まってきます。













 3.「レバー」とは
集団活動では、上司が図の点線から上の部分の目標の設定、計画の立案、評価の仕事を行い、部下は点線から下のように、上司の命令・指示通りに実行するだけです。 このようなレーバ的な活動の仕方は機械や奴隷、家畜の動きと同じで、人間はこのように活動させられると、人間は確実にダメになります。仕事がつまらなくなり、無気力になり、あるいは、不信感、反抗心が高まっていきます。

 4.チームのなかでこそワークできる
 チームワークを生み出す能力というのは、
みんなと力を合わせて問題を解決する能力、もしくは、生きる能力といってもよい。
 ワークは一人で勝手に活動する場合にはできるが、集団活動のなかではできるはずがないというのです。
価値観や個性のちがう人たちが、その個性にもとづいてワークをすれば、集団活動がバラバラになってしまう。
だから、一人のリーダーが一つの目標と計画をたて、それにしたがって各人をレーバーさせてこそ、集団(チーム)は成りたつのではないか。というのが一般的な考え方です。
集団活動を民主化すれば何とかなるのではないかと考え、会議方式を取り入れ、みんなで実効策を決めて実行しても、みんなが、おもしろくならない。やっぱりレーバー的活動にしてしまう。 だから、集団活動の実績もさがってしまう。どうやってみても、集団活動ではレーバーをせざるをえないのではないか。

 しかし、世のなかには、数は多くないけれども、みんながすばらしいワークをしている集団活動が、現に存在します。相対的に、みんなが心をかよわせ合い、活発に活動して実績のあがっている集団がある一方、そうではない集団がある。チームワークという言葉があります。 この言葉こそ、みんながワークしている集団活動を意味し、また、そのような活動が、可能であることを示しています。

 5.1+1 が 3 にも 4 にもなる
チームワークとは、
その集団を構成する一人ひとりがワークして、しかもバラバラになることなく、それどころか強固に団結し、たがいに助け合い、補完し合い、1+1が3にも4にもなるような力を出す集団活動のことです。
 このことが成立するためには、その集団が達成しようとする個々の具体的な課題に関して、集団全員がその心の中に、図表−1:「共通の目標」にあるような共通の目標をもつようにすることです。目標は、あくまでも個人個人の主体的なものだけれども、それらを集団全体の目標として一つのものにすることができなければ、チームは決して成立しないのです。
  1. 共通の目標
    このためには、リーダーの役割が重要になります。 集団の課題達成において努力すべき要点はなにかと言うことを、リーダーが全員といっしょになって話し合いながら考えだし、集団全員が共通の理解(知覚)をすることが必要です。その理解が各人の心に共通の目標意識となって現れてくるのです。
  2. 努力すべき要点
     ある課題達成において努力すべき要点はなにか?
    まず、その課題にかかわる現状を、よく見て調べることから始めなければなりません。
    こうして得られた個々の「ありのままなる事実(=データ)」をすなおに組み立てていくと、情況全体の要点(本質)を見出だすことができるのです。 これが考えるということです。

     この現状を、よく見て調べるというプロセスをみんながいっしょに、一歩一歩、着実に進めて行けば、見出された要点は、みんなして挑戦すべき共通の目標として、各人に把握されます。 これが大切なプロセスです。このような話し合いを「ミーティング」と呼びます。そこで行われる思考プロセスのことを「チーム発想」と名付けます。

     ここでいう「ミーティング」と一般の企業で行われている会議とは、異なります。 一般の会議は、実効策をみんなで決定するために開かれます。 ですから、会議では、各人それぞれに考えずみの答え(実効策)をぶつけあって、どれが正しいかを論じ合うことになります。

    この会議のやり方では、会議のテーブルは、自分の考えにとらわれたエゴのぶつかり合いとなり、妥協か、取引きか多数決でなければ、まとまりがつかなくなります。 会議とミーティングとは、人々が集まって話し合うという点で一見似ているけれども、それぞれの目的も、話し合いのしかたも、集団活動におよぼす影響も、まったく別個のものです。 今日、一般の企業で行われている会議にもとづく民主的マネジメントは、決してチームワークをうみだすものではありません。このことは、広く誤解されていることです。

     ミーティングは先にのべたように、事実認識のデータから出発して、課題達成のための要点はなにかを、みんなで考えだそうとするものです。 そればかりではなく、実効策のアイデアをみんなで話し合い、それらをデータとして、いわば、行動の要点をチーム発想する場合もあるのです。 この実効策のミーティングでは、実効策をアイデアとして、全員で受け入れ、それらを原材料として、行動の要点をみんなで考えだすのです。

     現状の要点を考え出すことによって生まれてくるものとどうように、行動の要点を見出すことによって生まれてくるものが目標であり、実行方針であって、実効策ではない。 ミーティングでのチーム発想では、実効策を話し合うことがあっても、それを議決することはないのです。

 6.実行者が実効策をたてる
 ミーティングをへて、課題達成のための要点が全員にひとしく理解され、各人の心に共通の目標が生まれた時、 チームははじめて、その目標を達成するための計画・実行段階に入ります。

 この段階で最も注目すべき点は、チームワークでは実効策の策定とその実行とは、原則的に切り離し得ないプロセスです。 実行者がみずからの実効策をたてるのがたてまえだという点です。

 従来のやり方では、実効策を策定するのは上役であり、実行者たちは、上役の命令通りに、与えられた実効策を実行させられます。
チームワークにおいても、リーダーは厳然として命令します。ですが、その命令は、

 第一に 計画・実行段階に入ることの決断です。
 第二に 計画・実行分担者の任命です。

 チームワークにおいては、すでにリーダーを含めて全員に共通に実行方針が明確に把握されているので、 それ以上にリーダーが、具体的な実効策までを策定し、命令する必要はないのです。

 実行に移るためには、失敗の可能性に対する覚悟が必要であり、一身にその責任を負って勇気ある決定を行うことは、 責任者以外になしえない、最高の任務だからです。 また、各人の適性をよく見て、実行分担者を選定することも、責任者以外になしえぬ重要任務なのです。

 さて、計画・実行段階においても、チームは時々ミーティングを持ちます。 これは、リーダーおよび、各実行分担者間の連絡調整のために開かれるのであって、チーム発想のためではありません。 この種のミーティングも当然、あり得るのです。実行を終えれば、最後に、また、ミーティングを開き、みんなで実績を評価します。 この時も、やはり、みんなでということがポイントです。実績のデータをミーティングで示し合い、評価するというよりも、みんなで味わい合うような感じに持っていきます。 このプロセスが、チームワークとして欠くことのできないしめくくりです。

 チームワーク
このチームワークの理論をとなえた人は、故人になられた小林 茂氏です。
彼は、ソニー厚木工場長、常務取締役を歴任され、退職後は、組織革新研究会を主宰され、芦ノ湖学校を開いて、多くの日本企業のリーダーにチームワークを教えられた人です。私も昭和52年10月に参加し、その後、同チームワークに傾倒し、2回リーダーとして招へいを受けて参加し、小林茂氏の感化を受けた一人です。 記:長谷川好宏

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