ウイズダムマネジメント

明日を考える経営

- 経営者・幹部へのアドバイス No.32 -

新卒一括採用のおススメ

 日本の労働市場は「失業率が恒常的に低い」と言われています。驚いたことに「リーマンショック後も、失業率は1.1%しか上昇していない。」と日経ビジネスの最近号に出ていました。 私が経営支援しています大阪・兵庫の企業では、どの企業もリーマンショック後の2年間に従業員をやめさせた企業はないのです。
 ようやくリーマンショックから立ち直った企業は、来春の新卒学生を内定しています。A社は6名を内定したがこの秋にさらに2名の営業マンの採用を考えています。 B社は4名を内定したが2名は工科系、再募集をかけて2名の工科系の内定を増やしました。過去には考えられない新卒採用の好転が生まれています。
 中小企業は、必要に応じて中途採用をするのが常です。そこで、1〜2名でもよいから新卒採用を継続されることをおススメします。 チームワーク なぜなら、素直な新卒生の方が積極的に組織の目標に応えようとするからです。逆に中途採用者は前職の組織のやり方に馴染んでおり、転職しても簡単に摩り替えるわけにはいかないからです。 新卒採用を中心にしている企業の方が組織風土(企業文化)は好ましいのです。
 企業には経営理念、経営者のビジョンがあり、特に経営者の生き様があり、組織として目指すところは一丸となって目標に向かっていくチームワーク精神が必要だからです。 こういうチームワークの組織を作った中小企業は発展存続します。
 組織風土が好ましい組織での従業員は、組織を自己成長させる道場として捉えています。経営者をリーダーとして、自然とチームワークが形成されているのです。 チームワークの形成されている企業は、自由闊達で創造性が豊かで、自分の意見をどんどん言える雰囲気ができています。
 ところが、中途採用が中心で従業員が構成されている組織では、トップや上司から前職でのスキルの発揮が求められ、人材育成がなされていないケースが多い。 そのために「なぜ、それができないのか?」と上からの批判やお叱りが多くなり、ただそれを受けていると、自己防衛に走り、指示命令の最小限だけすることになり、言い訳が多くなります。 組織的にひどくなると組織風土がおかしくなり、責任を取ろうとしない仲良しグループの雰囲気ができあがり、経営者にとって不本意ですが、無責任な仕事ぶりになってきます。
 このような無責任な組織は、コストアップ、クレームが多く、納期遅れが常態化するなどの結果が出来てきます。ローソクと新入社員は、まっさらな方が良いのです。
中小企業こそ、新卒学生を採用することをオススメします。
(2010.9.12 長谷川好宏)
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ISOコンサルタント 長谷川 好宏
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