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部品の半減化でコストダウン達成

部品の半減化でコストダウン達成工場を改善・改革する


1.部品点数(総数)を50%削減できた事例


A社は、業務用電気製品の組立完成品を製造しているメーカーです。
製品の品種が多種にわたり、また、サイズ、仕様が多様になったため、部品の品種が数千点、数万点にもなっています。
経理でキャッシュ・フローの視点からムダを除去しようと棚卸品の監査をしました。
その結果、部品在庫が増大し、廃棄処分する部品在庫が期末で多く出ており、ムダが発生して、もったいない現実が判明しました。
資材担当にヒアリングすると、発注業務のコストが膨らみ、現場の現物管理棚の整理する手間も大変であることが判明しました。

2.現場訪問

会計士の紹介で、A社を訪問し、現状を見せてもらう。
・現場の部品倉庫は2連
・部品の手配は、設計部門の作った部品表に基づいて、パソコンで部品展開をしており、発注伝票枚数も多い
・部品の発注は、発注点法で不定期定量発注を採用

3.問題点

1.部品品種が多いことと、回転の悪い部品が多い(棚札の出庫記録から)
  棚札が付いていない部品もあった(返品、旧番部品等)
2.形状が同じで、部品名の違うものが散見された
3.部品寸法が数ミリ、数センチ違いのものが他種類ある
4.部品加工は数個から数十個と少なく、極めて効率が悪い
5.組立のためにピッキングされた部品がパレットに集められ、パレットで所狭しの組立場であった
  これは部品に欠品があったため、不揃いの情景であった。

4.解決へ

重要部品であり、種類の多い部品を選び、部品図をすべて揃える
同寸法のモノの現品を集めて図面とチェックし、
仕様が異なる部位とその理由を明らかにする
同じ寸法、仕様のモノを集めてグルーピングする
これらの仕様が異なる理由を明らかにし、
1つに出来ないか、或いは2〜3種にまとめられないか検討する
この集約を他の寸法にも適用し検討する
同一品名で寸法をある程度、共有化できないか検討する
これらを一覧表にまとめる

5.まとめ

A社は、製品機種によるもよるが20〜25%のコストダウンが実現できた。
1製品で見ても部品は、他機種と共通部品化でき、総部品数の約50%を削減できた。
部品倉庫も一連で済んだ。


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コンサルティング概要

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貴社において部品 半減のプロジェクトを立ち上げていただき、プロジェクトメンバーと共に部品半減に 取組みます。
プロジェクト内において共有の半減目標を設定し、目標達成に向けて取 組むことで職場の活性にもつながっています。

契約期間 6ヶ月(長期コンサルティングをご希望の場合も6ヶ月更新)
訪問回数 毎月2回(全12回)
時   間 毎回約3時間
コンサルティング料金 毎月20万円(消費税、出張費別)6ヶ月合計120万円

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