本セミナーは、管理職、一般職、スタッフ職、現場職の社員に対して、職場のチームワークを育てる研修です。
本来、チームとは、チームを構成する一人ひとりがワーク(人間的・創造的活動)して、しかもバラバラになることなく、それどころか強固に団結し、たがいに助け合い、補完し合い、1+1が3にも4にもなるような力を出す集団活動のことです。そのためには、個の力を十分に理解し、引き出し合うことが不可欠です。
真のチームワークは、テクニックでもなく、社員が自己を知り、他者を理解することによって、組織内での良き人間関係を築くことでもたらせるものです。
まず、自分の言動の動機となることを知ることにより、自分のうちに秘めた能力に気づき、さらにその能力を引き出すことが容易になります。このことから、チームにおいての自分の役割を認識します。次に自分と異なる性格を持つ人を理解し、受け入れることができるようになり、互いによい協力体制を築くことができ、チームとしての力が発揮されます。
人間の性格は9つのタイプのいずれかに必ず属し、その9つのタイプによって、行動のきっかけとなる動機や人間関係の中で果たしたい役割、重要としていることなどが異なってきます。
各タイプは以下のような特徴をもって仕事に向き合っています。セミナーでは具体的に解説いたします。
タイプ 1 : | 仕事は合理的に整然とプログラム通り、理想を画いて改善する人 |
タイプ 2 : | 人間関係を大事に、ルールを重んじ、同僚や部下のことを気遣う人 |
タイプ 3 : | 仕事に成功志向で目標をめざして、効率的に達成しようとする実際的な人 |
タイプ 4 : | 繊細で感情豊か、独創的で個性を持った芸術家 |
タイプ 5 : | 物事をよく観察し、知識を蓄えて客観的に分析する人 |
タイプ 6 : | 組織の規則や規律を重んじ、仲間や目上の人を尊重して任務を果たす人 |
タイプ 7 : | 組織内で快適に楽しく仕事をこなすことが好きな人 |
タイプ 8 : | 意志が固く、自信と決断力、統率力がある人 |
タイプ 9 : | おだやかで波風を立てず控えめな人 |
講義だけではわからないことを作業を通して
1.自分の見えていない内なる性格を知り、自己を受容します
2.さらに他者の行動の動機となっていることを知り、他者を受容します
身体と心で体感することにより、より修得が高まります。
個人ではなく、職場の単位で学ぶことにより、効果が高められます。職場のコミュニケーションが円滑になり、チームワーク強化につながります。
1日(実質6時間)
1 | チームワーク育成に最適なツールエニアグラム人間学 | 人間関係がなぜ難しいのか エニアグラム人間学の構造 |
2 | 自分のパーソナリティ・タイプの発見 | あなた自身を動かすパワー(力)の源を探る |
3 | 個人演習 | 課題から自分自身を探る作業をします。 |
4 | グループ演習 | タイプ別グループに分かれて意見を交換し合いながらさらに自分自身を探ります。 |
5 | 自己受容と他者受容 | 課題発表を通して、見えていなかった自分自身を知ることができます 他のグループの発表を通して自分とは違う行動動機を知り、他者受容を深めます。 |
6 | 職場のチームワーク育成への適応 | 行動は内面の動機の違い、根源的欲求と根源的怖れを学び、チームワークづくりに役立てていただきます |
研修要領 | 貴社が指定する日時・場所に講師を派遣してチームワーク強化研修を実施します。 |
講 師 | 講師は日本エニアグラム学会が認定するファシリテータ資格取得者で、且つ中小企業コンサルティングを努めている者 |
対象地域 | 全国の企業に講師が訪問いたします。(講師派遣型) ※一部の離島及び山間部等、交通機関の都合により訪問できない地域があります |
対象企業 | 企業様の業種・業態及び企業規模等は問いません。 また、企業以外の組合、教育機関、団体様もご利用いただいております。 |
研修日 | 実施候補日を挙げていただき、弊社と打合せのうえ決定していただきます。 ※研修は土曜・祝日も実施可能ですが追加料金2万円をいただきます。 |
研修時間 | 9:30〜16:30 |
定 員 | 20名〜30名の定員制です 充実した研修環境を整えるため定員制を採用しています。 |
会 場 | 貴社内のスペースまたは公共貸会議室などを確保ください。作業台(テーブル)を9台ご用意ください。※会場費用はご負担ください [必要な設備] ホワイトボードもしくは黒板 [お貸しください]※ご用意可能であれば ・プロジェクター ・スクリーン |
「他者を知る」ということ
1つの出来事に対して受け取り方は、同じではありません。
例えば、いつも「おはよう」と挨拶している相手に、無視されたらどのように受けとめますか?
A:「なんだ!」 と怒る
B:「どうしたんだろう?」 相手のことを心配する
C:「何か怒らすようなことをした?」 不安を感じる
D:「あれ?気付かなかったかな?」 気にとめない
などと反応はそれぞれ違います。
性格の違う人と仕事を共にする時、お互いを知ること、理解することがチームづくりでは不可欠です。
リーダーは部下たちの個の特性や価値観を理解することによって、適切な指導で能力を引き出したり、部下とのコミュニケーションが向上します。
お互いの力を引き出すことにより、チームワークが育ちます。
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